円柱野郎

カーズの円柱野郎のネタバレレビュー・内容・結末

カーズ(2006年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

やはりピクサーは脚本が良い。アニメにしては長尺の2時間の作品。その上テーマそのものが「勝つことが全てじゃない」とか「大切なのは周りを気遣う心」みたいな説教臭い物なのに(w)、最後にはきっちり感動させてくれる。序盤でいやに直線を強調した高速道路を見せるけど、最後にはその意味がちゃんと分かるようになるし、またCGが前面でありながらある種のノスタルジーを感じるのは、やっぱり話に説得力があるからだよね。見事。
主役の車の名前がマックイーン、伝説のレーサーだったドック役の声優がニューマンなんて、ファンならそれだけでニヤリとさせられる。そういう洒落っ気にも十分に楽しませてもらいました。
そういえばフェラーリ役が本物のシューマッハだった!これは吹き替え版じゃ分からないよなあ。
円柱野郎

円柱野郎