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博奕打ち 不死身の勝負のmhのレビュー・感想・評価

博奕打ち 不死身の勝負(1967年製作の映画)
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前回は刺青鑑賞に寄り道したけど、今回はちゃんと博奕をする。
サイコロといっても、おなじみの半丁博奕ではなく、九州を中心に流行っていたという、たうさぎ博奕(タブ)が題材。
大の大人が大ザルの中を真剣に覗き込む絵がいい。
負けたら破滅というのがどういうことなのかがよく描けていて、見てるものにも緊張が強いられる。そんなひりつく勝負が見どころ。
炭坑夫役の鶴田浩二は「渡世人列伝」でも見たけど、ほかにもまだあるのかな? 同時に筑豊弁がひどすぎて、それもかえって見どころになってる。
けっこう面白い。
mh

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