初・河瀬直美監督作品。
田んぼや茶畑の緑がとても美しかった。尾野真千子は輝いてた。描きたいテーマは嫌いじゃないけど、テーマのために奉仕する登場人物に興醒めしてしまう。やっぱり自分の専門分野に関わって…
「殯」(もがり)っていう言葉があるんですね。
死者を偲び、喪に服すること。
精神的に幼児退行しているしげきは、高齢になってもなお、妻の死を悼み続けています。
そのしげきの面倒をみる真千子。
彼女は息…
このレビューはネタバレを含みます
(25)“殯“か...凄く美しい儀礼。彼は認知症でも亡くなった家族のことを何処かの隅で偲ぶって生きていたんだね....自然に還るなんて考えてたりもきっとしてたし主人公(女性)との“死”の露点見てだい…
>>続きを読む大切な人を想い続けて偲ぶこと
歳をとること
忘れていくこと忘れないこと
一生の後悔があること
意思を汲み取ること
それでもずっと偲びつづけること
こうせなあかんってことないから
尾野真千子い…