ゆかちん

ハリー・ポッターと賢者の石のゆかちんのレビュー・感想・評価

3.1
Netflixに全作品入ったので、ハリーポッターマラソンを始めることに。
ファンタビは全部観てるけど、ハリポタは3作目までテレビ放映で観たものの、なかなか観る気が起きず。
でも、せっかくやし1作目の賢者の石から改めて観ていくことに。


学生の頃、イギリスのオックスフォード大学での語学研修に参加して。
ある夜、友達が何人かでテレビの前に座ってるから何かなと思ったら、ハリーポッターの賢者の石だった。
「この食堂とか、この場所とか、今日昼に行ったクライストチャーチみたいやろ?モデルなんやて」と言われて、当時は「へーほんまやー」くらいに思っただけでした笑。
その頃は映画には手を出さないでおこうと思ってたのでw


やはり魔法の世界を映像で再現するのがめっちゃワクワクする!
小説の中で創造された世界観だと思うので、それを映像化するのって中々のハードルなんだろなと思うのです。
でも、ホグワーツの中とか、おおってなった。ユニバ!
CG…VFXが今ほど進んでないので、それが不自然さを感じるところはあるけど、でも、明瞭にパキッとしてるより、こういう方が少しレトロな魔法界のお手製感があって味があるかも、と。横丁のお店の中でのこととか。

あと、大人になって観ると、子役がちゃんと子供ぽいのもいいのかな。
妙に美男子美女子で演技が大人びてるより、子どもらしく可愛らしい雰囲気がある子たちというか。主要メンバー以外が特にそう思った。
ハーマイオニーは飛び抜けて可愛いけど!

しかし、悪役やイカれた役やってる現在のダニエル・ラドクリフを先に見てるし、昼にほの蒼き瞳で今のハリー・メリング見てるから、子役時代を観ると変な感じがするな笑
このハリー可愛いのになぁ…。

一作目は導入ということもあり、この世界観を紹介して中に入っていくようなワクワク感がいい。
ハリーやロン、ハーマイオニー、マルフォイ達の生徒や先生たち、ハグリッドの紹介、ホグワーツの話…組分けや授業やルール、クィディッチの試合などなど。これらを紹介していき、これから何作も続くこの世界に浸ってもらうようというか。
…でも、それに尽きるのかな笑。

多分、凄くたくさんのことをキュッとまとめてるから、ハリーいきなりめっちゃできるやんみたいなところあるし、肝心の賢者の石についてはだいぶ経ってから駆け足で語られたし笑。

クィディッチの試合、面白いけど、なんかあのピュンピュン飛ぶ羽よやつ捕まえたら勝ちっての、それまでのボールを輪に通すの意味なくない?感が笑。(クイズ番組で、最後の答えが正解ならすごい点数くれるやつみたいな)


まあでも一応、賢者の石と、学内で怪しい動きをしているのは誰だ?みたいな犯人探しをハリーらの目線でするというのが主軸。
明らかに怪しいスネイプ先生は実は守ってたていうのがいいね。
てか、スネイプ先生してるときのアラン・リックマン、なんか艶っぽい?黒いトーンの髪や服というのもあるけど、目とか観てると、スネイプ先生が抱える憂いがあるのを表現してるのかな〜て思いました。

あと、ダンブルドア先生のいう、「愛じゃよ」という言葉。
ファンタビを観てたので、なんかキュンとなりました。

あ、賢者の石がハリーの手に出てきた理由、トンチが効いてて良かったな笑。

賢者の石があるところまで行くのにチェスやるのとか、そういう乗り越えていくのも大掛かりで見せ場でしたね。
でもなんかあれ?ていううちに進んでいく気もした。

それに、ハリー最後のアレなんなん?
相手を触って粉々にするて…!
よかったよかったてなってるけど、あの先生を殺したんよな〜って。
や、悪者だし生かしてはおけないやろけどさ。
なかなか怖いなw


あと、グリフィンドール贔屓すぎんか?w



そうそう、これを観た日の昼、マルコポロリという東野が司会の関西ローカル番組で、ウエストランド井口が少年漫画について後輩と話が盛り上がらないという話になり、「だって結局血筋じゃん!」「努力が大事とか言うけど、結局血筋じゃん!努力しろとかみたいにいっててもだいたい十巻くらいに親の話が出て、すごい力あるのは血筋じゃんってなる」て言ってたのを思い出して、
「ハリーポッターもこれやんw血筋やんw」てなりました笑。
ゆかちん

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