きゃんちょめ

ハリー・ポッターと賢者の石のきゃんちょめのレビュー・感想・評価

3.0
アランリックマンがイケメン過ぎて何度も見てしまう。

というか、子供達の話すブリティッシュアクセントがとにかく美しいんだ。

グリフィンドーぅるる
っていうふうにアールの発音で喉を震わせてたりね。

あと、ローマ字の通りに英語を発音する感じもめちゃくちゃかっこいい。アロホモーラ!とかめっちゃラテン語っぽくて萌える。でもハワイのアロハ+ラテン語のモーラらしい。くだらねぇwww

あと、Make wayのことをマイクワイって発音する感じな。あとHをフランス語のアッシュミュエみたいにアイチって発音するロン=ウィーズリーのかわいさ。そしてcan't がカントになるハーマイオニーのかわいさ。carefulをカーフルって発音するハーマイオニー!!!キャーーーー!

とにかく英語で何度も見るべき。見れば見るほど、俺が一人で英語愛に取り憑かれていく映画。俺を悶死させてしまうセリフたちが散りばめられてる。映画としてどうこうじゃねぇんだよ黙ってろ。

俺は狂ったようにハーマイオニーグレンジャーの登場シーンだけを切り取って再生し元に戻しを何度も何度も繰り返してる。彼女の持ってるあの大人びたチャームは一体なんなんだ。

知的で、それでいて内面はトイレで泣き続けるほど弱々しい。なんたる!


そして特筆すべきは鏡の前で何時間も死んだリリーポッターとジェームズポッターを眺め続けるハリーである。

これ、Mirror of Erised

っていうらしい。ミゾの鏡っていう訳語が付いてる。これってたしかdesireっていう単語を逆さまにしてるんだよね。JKローリングほんとこういうの好きだよねwwww

俺はこのシーンが全ハリーポッターシリーズの中で一番泣けると思ってるんだよね。ロンはあれを見ても鏡の中に見えるのはクィディッチで優勝した自分の姿でまだ実現可能性が少しはあるかもしれない夢が見えてるのに、この鏡にハリーは死んだ両親しか映らないわけよ。それをひたすら眺めているんだよな。何時間も何時間も。

鏡の中のリリーがハリーの肩に手をかけると、ハリーは後ろを振り返る。誰もいないと分かってはいてもわずかな希望にすがるのだ。もしかしたらお母さんが後ろにいてくれるのではと。そして、リリーの申し訳なさそうな、そして悲しそうな目がハリーの視線と重なる。鏡の中の像と話すことはできない。だから、目線で会話することしかできない。これって死者との関係そのものじゃん。ハリーは自分の肩に自分の手を乗せて、自分の手で肩の上の何かを握りしめる。それがきっと、リリーの手であることを信じて。しかしそこには何にもない。

そして、ハリーはずっと鏡の前で座り続けるのだ。喋ることのない両親の鏡像と見つめ合いながら。。。

一番好きなセリフはこれです。

You'll be okay,Harry.
You're a great wizard.
You really are.
大丈夫よハリー。
あなたは偉大な魔法使いだわ。
ほんとよ。

Not as good as you.
君ほどじゃないよハーマイオニー


Me? Books and cleverness.
私?私の言ってることなんか本に書いてあるのよ。
There are more important things.
もっと大切なものがあるわ。
Friendship and bravery.
友情と、勇気よ。





もう俺はこのセリフでいつも、いつも、いつも、号泣です。ベタなセリフだなだって?

ベタでいいじゃねぇか。笑
きゃんちょめ

きゃんちょめ