※記録用です。
両親(アントニオ・バンデラス＆カーラ・グギノ)が凄腕のスパイだと知ったカルメンとジュニの姉弟が、悪の組織に捕らわれた両親を救うべく大活躍するスパイ・アクション・コメディです。
オープニング。
ギターの音色、そして窓際に佇むカルメン…。
いきなりのロドリゲス節炸裂です。
登場人物もバンデラスにチーチ・マリン、ダニー・トレホとくればいよいよ『デスペラード』!?笑
いえいえロドリゲス産ファミリームービーですから安心してください。
ここに出てくるスパイ・グッズの数々。
時計の文字盤からアンテナが飛び出すレーダーや、噛むと電気が流れるガムに、書いた所が酸で溶けるクレヨン、小型潜水艇に一人乗りジェットと、子どもの頃、一度は想像したことがありそうな夢の道具ばかり。
ハイテクなのにどこかアナログなデザインもたまりません♪
そんな道具を駆使してカルメンとジュニはいよいよ敵の城へ。
もうワクワクの連続です。
敵役もどこか憎めないアラン・カミングに、おぉ！ロバート・パトリック。
最後にはジョージ・クルーニーもちょこっと出てきて、正味90分にも満たないコンパクトな作品ながらミッチリ詰まった映画です。
一応言っておきますが、スパイ映画によくあるハードボイルドな感じは皆無ですのでご注意を。
