空間のせせこましさゆえ、目に見えない加東大介の狂気のスケールを無限に広げていく。スパイ×仕立屋×イギリスで否応なしに『キングスマン』を思い浮かべるけど、あちらのパチンコ屋の広告みたいな客寄せでしかな…
>>続きを読む陸軍中野学校の名前はゴルゴ13で見たようなないような・・・
そんな程度の認識ながら、本作品は思いのほか引きつけられ、日本的とは異質な「ドライな非情さ」にうーむ・・・と唸ってしまった。
1966年製…
日中戦争下の日本。三好次郎陸軍少尉(市川雷蔵)はスパイ養成機関、陸軍中野学校に所属することになる。
男臭い硬派な作品。派手なシーンは少なく地味だが常に緊張感があっておもしろい。前半の陸軍中野学校…
1930年代の日本を舞台としたスパイ映画。
最近の映画だとアクションやトリック重視という感じだが、本作は軍大学卒の少尉が、スパイになっていくまでの人間心理を深くとらえていて、なかなか見ごたえがある。…
このレビューはネタバレを含みます
スパイにスカウトされる男の話。
スパイ養成機関が舞台という事で、スパイになる為の訓練がテンポ良く描かれる部分は楽しかったし(SEXの授業まであるのは笑った)、彼らのボスとなる草薙中佐の存在も印象的…
第二次世界大戦の戦時下を舞台にした、和製のミッション・インポッシブルだと思った。
いきなりスカウトされた次郎は、その場で家族も恋人も捨て、将来も棒に振り、スパイになれと命じられる。
軍隊の命令だか…