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1408号室のshiRokuRoシネマーズのレビュー・感想・評価

1408号室(2007年製作の映画)
3.7
オカルト作家のマイクは超常現象を全く信じていない。本を出版しつつ、ある日手紙を目にしてニューヨークにあるホテル1408号室に宿泊するが...。
※修正(『大脱出』のミカエル・ハフストローム監督が務めていますね)。

次々と襲われる恐怖につい腰を抜かしそうになる展開は好きでしたね!そして、ストーリー性にスーッと入り込んでいく感覚や恐怖ある異様な演出、映画鑑賞後もふと記憶に蘇る。個人的には非常にハマり作でした。

彼の心に潜んでいる過去の記憶と彼が信じていない「なにか」が次第にリンクしていく。宿泊で起こる現象があたかも「自身がその場にいる感覚になりそう」な感じでした。

ドッキリな仕掛けかと思いきや、気づけばあり得ない怪奇現象が違和感なく起こりはじめる。宿泊で起こる「怪奇現象」の演出は必見ですね!また、彼が取り戻せなかった(失った)ものとは...ここも見どころです。
狂っていくジョン・キューザックの怪演の演技に思わず感動です。なにもない宿泊からここまで壮大に繰り広げるジョン最高!!なにが本当でなにが嘘なのか...現実と幻想の狭間とは。終盤では、エンディングとともに感動と余韻が残る。

ホラーやスリラー、怪奇現象系、ジョン・キューザックが好きなら是非とも観ておきたい一作です。


『一四〇八号室』のスティーヴン・キング原作。『大脱出』のミカエル・ハフストローム監督が務めていますね。そして、『アイデンティティー』『コレクター』のジョン・キューザック主演。『アンブレイカブル』『ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード』のサミュエル・L・ジャクソン、『ザ・プロテクター/狙われる証人たち』のメアリー・マコーマック、ジャスミン・ジェシカ・アンソニー、他共演です。キャストさんもめちゃくちゃ豪華ですね!
こちらもビジュアルが印象的で惹かれます。コレクションとして一作は置いておきたい素晴らしい作品でした。

★少しマイナーな作品なのかな、ド派手さはあまりなく淡々と一定に進んでいくストーリー性なので、こうしたストーリーが好みであったり、ハマればとことんハマる作品かもしれませんね。

〘評価〙
ストーリー ▷☆☆☆
アイデア ▷☆☆☆☆
おすすめ ▷☆☆☆
※第三者の評価とは異なります。個人差もあるので参考程度にお願いします。
※コメント編集多少あり。
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