キモサベ

天国の本屋〜恋火のキモサベのレビュー・感想・評価

天国の本屋〜恋火(2004年製作の映画)
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キーワードは“ピアノ”と“花火”ですかぁ
そのキーワードが“あの世”と“この世”を結びます

考えてみると、あの世とこの世、“どっち”よ?みたいな題材の映画は他にもありますが、派手さはないけど、良作が多いです

「ツナグ」(12年)
「想いのこし」(14年)
「ふたり」(91年)
「秘密」(99年)
「異人たちとの夏」(88年)
「居酒屋ゆうれい」(94年)etc.
そういえば「黄泉がえり」(02年)も、竹内結子でしたね

感想です
旅立った者、遺された者・・・縁(えにし)とはこういうことを言うのですね
さて、何と言っても竹内結子の二人役に尽きるでしょうか
そして圧巻だったのがドラマの終盤、竹内が亡くなった叔母(こちらも竹内)の形見の浴衣を着て、香川(照之)の家に乗り込むシーン
香川相手に4~5分ほどもあったでしょうか、長回し・・・これぞ“女優”!を見た気がしました

そんな竹内結子も2020年に旅立たれてしまいました
まだまだこれから・・・日本映画界から本物の女優さんが一人消えてしまいました
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