YUTARO

羊たちの沈黙のYUTAROのネタバレレビュー・内容・結末

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

グロいと思って敬遠してたけど気にはなってたやつ。そんなにグロくなかったし面白かった。
レクター博士の脱出劇がサイコながらもなぜか美しくも見える。顔の皮剥いで被ったり食肉癖があったり異常者なんだけど、教養があって落ち着いた話し方からは上品さすら感じられるのが不思議。俳優がナイトの勲章持ってるらしいなんだそれ…

羊たちの沈黙のタイトルとポスターの蛾の回収もちゃんとされてよかった。過去のトラウマを乗り越えることを「羊たちの沈黙」って言葉に例えるのがお洒落。ジョディフォスターの美しく強い女性の演技も凄く良かった。鼻筋通り過ぎ
美人が男社会で生きるのは大変そうだな

最後、犯人との攻防は本当に緊張感が凄い。
変な音楽の流れる地下の密室で異常者と戦うの怖過ぎる。サーモグラフィーのゴーグル使われて圧倒的不利な状況下でもしっかり勝利してくのさすがFBI。

晴れて主人公がFBIになれてハッピーエンドかと思いきやレクター博士サイドの終わり方が不穏で良かった…雑踏の中医師と博士が消えてくのがなんとも
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