打明

羊たちの沈黙の打明のレビュー・感想・評価

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
3.9
レクターの不気味さ、何をどこまで考えてるのか分からない感じはゾクゾクした

皮を剥がれる被害者をそのまま仔羊に当てはめ、過去のトラウマとリンクする事件

蛾の髑髏はサルバドール・ダリの
"7人の女性の裸" の作品から
(被害者は女性だけであり
身ぐるみを剥がれる意味も掛かっている)

サナギ=変化
(ビルが被害者の皮で着飾る変身)

ポスターでは、
それを口元に配置して「沈黙」を暗示

死人の喉に詰められることにも「沈黙」の意味が掛かっている ∕ 死人に口なし

初見で気づけない意図が多かった

ポスターのデザインが美しい

サイコの中にも美術性があった

仔羊の叫びは鳴り止まない
打明

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