げんしん

羊たちの沈黙のげんしんのレビュー・感想・評価

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
4.5
レクター博士の圧倒的ヴィラン感。佇まいが甚だ恐ろしい。でも恐いだけじゃなく、その中に信念というか意志の強さというか、ダークな魅力があった。精神科医らしくクラリスにもピンズドなプロファイリングをしたり、クラリスをただ帰したりしないところからも滲み出てるなぁって思った。出演時間は実は短いらしいんだけど、印象にバチコリ残る強烈さ。オスカーを取るのも納得しちゃいました

あと撮り方が印象的だった。画の陰り方、インターホンのところの工夫も面白い。そして暗視ゴーグルの一人称視点。なにより顔のクローズアップが緊迫感を加速させる。有効な映像効果だと感心。

グロいの苦手な自分にとっては、そういうシーンが少なくて助かった。蛹はちょっと辛でしたけど。続編のハンニバルも観たいけどグロさに耐えられるのかな、、、(その不安感から-0.5点!!)
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