このレビューはネタバレを含みます
アガサ・クリスティの「そして誰もいなくなった」を見た時にも思ったが、この手の名作と言われる作品は初めに抱く感想としては「どこにでもありそう」だ。しかしその王道でどこにでもある作品の礎を作った映画だからこそ名作と呼ばれ、高い評価を得ているんだろうなと感じた。
クラリスがビルの家に単身突入し、暗闇の中で探すシーンは本当にハラハラして恐ろしかった。ハンニバルが逃げたシーンもハラハラドキドキ。エレベーターの天井に死体で見つかった時は「ハンニバル、、こんな簡単に死んじゃったの🥲」なんて思ったけど、実はすり変わっていたと分かった時には「やられた!」と思った。サスペンススリラーとしての完成度は本当に高い。