ワシ

羊たちの沈黙のワシのレビュー・感想・評価

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
2.5
昔観たときは「何だコレ?」って感じだった。
先日、ポッドキャストで映画系の番組を聴いてたら、本作を絶賛していた。
それに影響され、ならば観直してみるか…と視聴。
でも正直なところ、今回もピンとこなかった。

以前は羊の意味すらチンプンカンプンだったけど、今回物語の筋道はよくわかった。
レクターの頭脳明晰ぶり、異常者ぶりもスゲェなと思った。
また男社会の中で苦闘してるクラリスの心情や、トラウマと向き合って成長していく様子も理解できた。
そして尋問ともカウンセリングともつかない面談を重ね、2人が師弟のような関係に見えてくるのも面白いと思った。
でも「ふ〜ん、それで?」って感じなんだよね。
アカデミー賞の主要部門を独占するほどの魅力がわかんねーんだよなぁ。
あ、もちろん主演女優賞&主演男優賞は納得です!

この作品に限らないけど、サイコサスペンス作品って「で、何?」となることがしばしば…。
面白味がいまひとつわからなくて苦手。
それでも観ちゃうんだけどね。
ワシ

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