ミヤビ

羊たちの沈黙のミヤビのネタバレレビュー・内容・結末

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

『FBI捜査官の訓練生クラリスが、連続殺人犯を捕まえる為に、レクター博士に交流をはかる話』

起:若い女性の皮を剥いで殺す連続殺人事件が起こる。犯人はバッファロービルと名付けられる。FBI訓練生のクラリスは、上司の主任捜査官クロフォードから呼ばれ、凶悪殺人犯のレクターに協力させるように促される。
承:クラリスはレクターと対面する。彼に自分の過去を話し、それが今回の事件と重なる。犯人を捕まえ、被害者の女性を助けることが、トラウマを克服するのではないかと思っている。
転:レクター博士のヒントに気付き、第一被害者を辿って、ついに犯人の元へ。
結:犯人を殺害し、被害者を助ける。そして、晴れてFBI捜査官になる。

・顔面アップのカメラ目線で、彼女の感じる視線を感じられる。
・レクター博士の紳士的なところがいい。タオルを渡すなど。凶悪犯とのギャップもいい。最初の部屋の中央にただ突っ立っているところから不気味さを感じた。
・出てくる警察やFBIの動きが素人くさくみえた。
・暗視ゴーグルかっこいい。全体が暗く、はっきり見えないのも絵的にいい。
・警察官の死体の吊るしかっこいい。
・死体のふりをしたレクター博士だが、少し引っ張りすぎな気もするが、トリックも良い。肉片を顔につけていたのだろうけど、バレないのか?
・被害者の女性が、最初こそただ叫ぶだけだったが、犬を捕まえて戦うなど、前半とのギャップと諦めずに戦う女性の姿か見れて良かった。
・後半の犯人を見失ってからの不安ドキドキしてやっぱり楽しい。
・犯人のダンスシーンは絶妙に気持ち悪くていい。
ミヤビ

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