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羊たちの沈黙のgenのレビュー・感想・評価

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
4.2

レクターの最初の登場シーンから既に溢れ出る威圧感と、不明瞭だがこの人に気安く話したらきっと何かが狂い洗脳されるのではないかと思わせる眼力、話術、佇まい、全てが半端じゃない。そして己の内面を全て見透かされてるように感じる恐怖感に久々にゾクゾクし引き込まれました。面白い!もうアンソニーはレクターのイメージしかないな。

レクターの救急車での描写は驚愕させられたし、脚本や演出のクオリティがめちゃくちゃ高い。そして最後のクラリスの暗闇で戦うシーンは緊張感を絶頂にもっていってくれた。彼女の行動力は本当に素晴らしいが心配にもなるわ。笑

なぜか柵越しにレクターとクラリスが会話をするだけであんなにも恐怖を感じてしまう。話すだけで怖いって無敵だな。その圧倒的レクターの迫力に賛美。
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