フジタジュンコ

羊たちの沈黙のフジタジュンコのレビュー・感想・評価

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)
4.2
6億年ぶりに見た。

金曜ロードショー的なテレビ放送で何回も見ていたが、改めて見ると、若かりしジョディ・フォスターが可愛すぎて、「これじゃレクター博士も好きになっちゃうな!仕方ないな!!」と勝手に共感してしまった。
かつて見たときは不気味なだけだったレクター博士の立ち居振る舞いが、性的な匂いをまとわりつかせていることに気付く。セリフまわしも最高に気持ち悪くてかっこいい。

エド・ゲインやテッド・バンディをモデルにした猟奇殺人部分にどうしても興味を持ってかれるんだけど、サスペンスとしてもとても面白い。犯人逮捕のあたりのFBIチームとクラリスのすれ違うシーンはオチがわかっていてもハラハラした。