こぅ

クルーエル・インテンションズのこぅのレビュー・感想・評価

3.0
久々再鑑賞。

ロジャー・カンブル監督による、【セクシャル・サスペンス】。
原作は1782年出版されたラクロの小説[危険な関係]で、
舞台を現代NYに置き換えて映画化。

マンハッタンの邸宅に住み、名門校に通うセバスチャン
(ライアン・フィリップ)とキャスリン(サラ・ミシェル・
ゲラー)。札付きセバスチャンが唯一落とせないのが義姉で
あるキャスリンだけ。競って快楽を追求する2人は、学園長の
娘アネット(リース・ウィザースプーン)を対象に賭けを
する。彼女のバージンを奪えば、セバスチャンはキャスリン
との濃厚な一夜が約束される…。

中々面白くなりそうな題材であるし、普通にサラッと観たら
それなりに楽しめるかもだが、実質、脚本が不味い。
それも【二次的】という感じか、、。
恐らく原作はしっかりしているのだろう。
OPのセバスチャンとセラピストとのしてやったりミニエピ
ソードが一番面白くてピークだった(満点)。

セバスチャンは、そのカッケー【クソ野郎キャラ】で突っ
走って欲しかったのだが、、
そのセバスチャンのキャラ造形⁉︎描写⁉︎がブレブレな為に
その後の行動に無理、違和感が生じ、ラストのどんでん返し的
オチがしっくりこない、説得力に欠けるのだ。

見た目エロカワで中身胸糞悪女のキャスリンが、一番、一本筋
が通っていて良い。
もう一つは、余計な贅肉を削いで、メインであるアネットの
口説きをすんなり薄味にせず、もっと心理戦を見せて
欲しかった。

一番エロかったのが、セルマ・ブレア(27)とサラ(22)
の練習◯ズキスで、一番ナイスバディだったのが、意外に
リース(23)。

セクシャル・サスペンスで三大女優揃えておきながら【乙π
露出無し】は、インパクト薄い。

本作で出会い、結婚したライアンとリースの中盤過ぎの
エスカレーター待ち〜のキスシークエンスは、演技超えた
【リアル】って感じだった。
こぅ

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