a

クルーエル・インテンションズのaのレビュー・感想・評価

4.4
リースの作品がいつか見たいと思って早2年。リース映画二本中の一本目のこの作品。私が見てきたティーン向け映画の中でかなり刺激的な作品かもしれない。脳裏に焼き付くようなシーンがたくさん散りばめられている。義姉弟が女の体を利用して賭けに挑み、この賭けは後半になりそろそろ終わると思いきやなかなか終わらずもはや心理戦だった。ラストは片方が生き地獄に終わるが、そのシーンが華々しく同時に物悲しい。その美しい終わり方を例えるとレオ様版のグレート・ギャツビーのような哀愁感。ラストが個人的名シーン。
『クルーエル・インテンションズ』の鑑賞中に私に偶然にも起こったいくつかのこと。リース目当てで見た私は、共演者のライアン・フィリップに釘付けになってしまった。この現象はナタリー目当てでスター・ウォーズを見た時以来。所々彼の演技や仕草が何とあのヘイデン・クリステンセン要素があって見た目も彼に少し近い系統?しかもクローンの攻撃を思わせるシーンが多い。彼のことはクローンの攻撃でアナキン・スカイウォーカーのオーディションに参加していたことは知っていたが名前しか認知していなかった自分は、このライアン・フィリップという存在を知れて良かったきっかけとなった。そしてこの映画を製作した監督がなんとなんとアフター2の製作をしていた人だったこと。もう一度見たい。
a

a