当時のアメリカンアイドルたち勢揃いの青春映画、結果的にややスリラー。
ラストサマーチームの2人がメインで出張ってる。なんか雑誌のカメオでジェニファーラブヒューイットもいた気がしたけど。。
主演2人のリースウィザースプーンとライアンフィリップはこれがご縁で交際&結婚。セルマブレアはこの後キューティーブロンドでもライバル役でリースとご一緒してるよね。
話はともかく、まあアイドル全盛期のサラミシェルゲラーの可愛いこと可愛いこと！優等生のフリしたかなりサイコな不良ちゃんだが、綺麗すぎてそんな役でも嫌いになれない。美人は得だな！
ライアンもリースも、キャラブレしすぎててキャラとしてリアリティを感じたり共感したりは全くできないが、まあ粋がったお坊ちゃんがやらかした感じで、ラストサマーの時より可愛げがある。リースは、、なんでそんなにライアンのキャラが彼女に惹かれたのかが謎。他の女子となんか違うかね。。？
所々、今だと諸配慮で映画に入れられないだろうと思われるどストレートな男尊女卑やら人種差別的表現やら入ってる。ショーンコネリーのボンドがやって批判された、事後の女性をモノっぽく扱うシーンとか、娘が惚れた相手が黒人だと怒り狂う母ちゃんとか。
黒人差別とか、こないだのニンフォマニアック的な男だと性的に奔放でも批判されないけど女がやると批判されるとか、幾つかは作中でも指摘されてたけど、余計な要素がその焦点ブラしてて、別にテーマ性があるわけでもそれらを主張したいわけでもないのが逆に分かっちゃう。別にどうでも良かったんだよね、そこ。話の流れで出しただけなんだよね、きっと。まあ、軽い映画だもんね。。
最後がやや意外な展開に持っていって少しだけビックリしたが、まあ、坊ちゃんはあんまり報われませんなぁ。
