Jimmy

三つの愛のJimmyのレビュー・感想・評価

三つの愛(1954年製作の映画)
2.0
小林正樹監督作品だから観た。

魅力の無さは、登場人物のネガティブさに因るものだと思う。
母親(望月優子)に口減らしに行かされる少年がいるかと思えば、岸恵子は貧しい画家と愛し合っているが病気を隠して学校音楽教師していたり、教授の家の母親(山田五十鈴)の息子は頭が弱い少年というこの三組の設定が、いずれもネガティブな個性を持っており、観始めて、楽しい気持ちになれない。
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