ももさく

勇気あるもののももさくのレビュー・感想・評価

勇気あるもの(1994年製作の映画)
2.7
大事なクライアントの打ち合わせに間に合わず仕事がクビとなるビル・レイゴー。

職安で得た職業は陸軍訓練所の落ちこぼれ兵士たちに指導する教師であった。

ビル・レイゴー (ダニー・デヴィート)広告大賞を受賞するほどの広告マンだったが失業者となる。教師経験はゼロ。

キャス軍曹(グレゴリー・ハインズ)髭を生やした体育会系の厳しい軍曹。ビルの事が気に入らない。

ジェームズ大佐(クリフ・ロバートソン)一番偉い人。ビルにルールを守るよう言う。

トム・マードック大尉 (ジェームズ・レマー)ビルに陸軍訓練所案内をした。

ジャクソン・リロイ (リチャード・T・ジョーンズ)フットボールをしていた。

ルーズヴェルト・ホッブス (カリル・ケイン)いつも冷静。

ドニー・ベニテツ (リロ・ブランカート・ジュニア)眼鏡をかけている。

トミー・リー・ヘイウッド (マーク・ウォールバーグ)工場で働いていた。

ミランダ・マイヤーズ (ステイシー・ダッシュ)クラスで唯一の女性。

ジャマール・モンゴメリー (カディーム・ハーディソン)一番のお調子者。爪楊枝をくわえている。

ブライアン・デイヴィス・ジュニア (ピーター・シモンズ)父親のベトナムの遺品の腕輪を大切にしている。

メル・メルヴィン (グレッグ・スポールダー)いつも寝ている。明るい髪色。

マリー (イザベラ・ホフマン)ビルといい感じ。

エミリー・レイゴー (アラナ・ユーバック)ビルの娘。

ハムレットの内容はセックス、殺人、近親相姦、狂気。

   「トイレで出が悪かったのさ」

久々に字幕で鑑賞。過去母親にすすめられて子供だったけど見た記憶がある。内容が全く記憶にないので見直してみました。見てる方少ないんですね、もっと有名な作品だと勝手に思ってました。

最初は、どう面白くなっていくのかな…って感じだけど結局終わり方が最高の作品でした。ダブルD敬礼!の所はクスッとなる。

それぞれの過去や現状が悲しくて、だからこそ軍の仕事につこうと思ったのも心打たれる。ふざけてそうでも幸せそうでもみんなそれぞれ色々あるなぁと思いました。

シェイクスピア、直喩、壁を降りる、ヤクの売人、サプライズプレゼント、舞台、ヘンリー五世、テストの準備、卒業式も印象的。

ダニー・デヴィートは私的には「ツインズ」のイメージがどうしても強いけど、この役もピッタリ。

コメディではなく感動作ですね、ビルが色々行動してくれて埋もれていた事が知れる所は特に感動的。

「自分で選ぶ道が一生の方向を決めるんだよ」

   「生まれた日から死にはじめる」


2018年12月17日、糖尿病に伴う合併症のため75歳で亡くなられたペニー・マーシャル監督作品。「ビッグ」「レナードの朝」「天使の贈りもの 」なども手がけた。