ちゃみろー

セント・アイブスのちゃみろーのレビュー・感想・評価

セント・アイブス(1976年製作の映画)
3.8
事件記者上がりの売れない作家が、糊口しのぎに運び屋の仕事を請け負うが、引き渡し場所で次々と殺人現場に遭遇する。いかにもアメリカの小説原作らしい、王道系の70年代探偵ミステリ。コインランドリーの洗濯機の中で死体がグルグル回る殺人シチュエーションや、ガサガサした食堂の空気、ラロ・シフリンのグルーヴィーな劇伴がジャンル感をビシビシと醸し出す。正直、音楽で全体の印象が2割増になってる。やさぐれた作家探偵のキャラがブロンソンによく合っている。若い頃のジェフ・ゴールドブラムとロバート・イングラムがチョイ役でブロンソンにぶっ飛ばされるのが微笑ましい。
2018.2.10 スターチャンネル(録画)(字幕)
ちゃみろー

ちゃみろー