ダルデンヌ兄弟監督作品 8つ目の鑑賞
いつも通りの淡々と進むドキュメンタリー風
日本人に理解するのは難しい貧困が描かれている
20歳のブリュノと18歳のソニア
2人の間に赤ちゃんが産まれて直ぐの数日間の話
ある子供の〈子供〉とはブリュノの事を示しているのかもしれないけど、それは子供に失礼だとすら感じた
ガキどころかダメ男、クズ男という言葉すら使いたくないし人間だとも思いたくない…どうしてあんな事ができるのか…
口から出る言葉は嘘ばかり
ブリュノ目線で描かれているので観ているのはかなり苦痛
でもこの男にどんな結末が待ち受けているのか見届けたくはなった
ラストはダルデンヌ兄弟お得意のここで終わるの！？というもの
1mm程度の希望は感じられるラストなのかもしれない
でも個人的にはブリュノが更生する事は無いと思う
「ロゼッタ」よりはマシだけど鬱度は高め
「イゴールの約束」よりだいぶ大人、「午後8時の訪問者」よりだいぶ若いジェレミー・レニエ
本当に嫌いな役ですがめちゃくちゃイケメン！
じゃなかったら最後まで観れなかったかもw
ダルデンヌ兄弟と言えばのオリヴィエ・グルメも刑事役でしっかり出てた
ソニア役の女優も可愛いくて演技が上手！
どこかで見たことあると思ったら「タイピスト！」のローズだった😳❣
