15年ぐらい前に見て、脳みそに雷が落ちたぐらい映画の価値観が変わった映画。
それまで大の苦手だったヨーロッパ映画が、この映画をきっかけに理解の幅が広がって映画ライフも広がった。
長回し、自然光、手持…
貧困層の若いカップルに子供が出来る話。こう言う話は、どの国も似た様な問題を抱えているのだなと思いました。教育を受けられる環境の大切さを再確認させられます。
20歳のブリュノと18歳のソニアは、生活保…
【痛みを知って、ようやく大人になる】
青年ブリュノは盗みをしながらその日暮らしをしている。
恋人ソニアとの間に子供が産まれてもその日暮らしであることには変わらず、社会人になろうとしなかった。
しかも…
あー、こういうのメンタルやられる。
20歳と18歳が親になる事が悪いとは言わないけど
さすがにこの父親はないでしょ
大人になりきれないとかいう以前の問題じゃね?
正直、いない方がマシだよってレベル
…
主人公の男は終始最低な選択を繰り返すが最後まで見るとただこの男だけが悪いのか考えさせられる
計画性もなく救いようもないDQNだが日常的なお礼や謝罪をすることも出来るし完全な"悪"でもないのがリアルで…
どーしようもなくて、愛情とか命とか大切なことを何も知らないとゆーか深く考えたことないまだ子供なままの男の人。
他人を当てにする人生なんて上手くいかないけど、
ブリュノを変えたのも他人との関わりであっ…
「死んでいない者」みたいに複数で語られないのはやっぱり大事だ、最後コーヒーを飲んで泣き始めるとこがすごく良くてそこまでの経緯も撮り方も最高だ、ベランダ出たら風が強くて少し肌寒かったけどこの映画を観終…
>>続きを読む"ジミーは?"
"売った"
ブリュノは物を売ったかのように答えた。
子供のようにはしゃいで戯れるふたりに、授かったある子供。
お腹を痛めて産んだソニアと違い、未熟なブリュノに父親の自覚などない。…
このレビューはネタバレを含みます
« l'enfant »ってジミーのことである以上にブリュノーのことなんですね。これは彼の物語なんだな。子供を売り飛ばしたあと「また作ればいいじゃん」とぬかし息をするように嘘をつくブリュノーはまぎれ…
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