そーほー

ニュー・シネマ・パラダイス/3時間完全オリジナル版のそーほーのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

最初のトトがキスシーンのカットされたフィルムを持ち帰って良いかと聞くところが
映画が周りより好きというか映写室を愛してるけどキスとかに好奇心と興味のある子供ってのが可愛らしい
お母さんとトトの最初のやり取りで
お母さんも父親のこともあり辛い時に
トトの行動にはやはり怒りが湧いてしまうものなのでしょうか。そのやりとりを経ての
大人になって、アルフレードの葬式で
また再会する2人の会話
「お前が誰かを愛して、落ち着いてくれれば嬉しいわ。」という発言にはには思わず愛を感じて泣いてしまうかと思いました。
兵役を終えてアルフレードとトトは再開
そこでお前は若いと言い村にとどまらないよう忠告をしました、それ聞きトトがローマへ旅立つ時、「寂しくなって帰ってきても家に迎え入れない」みたいなこというアルフレードの父親のような発言がまた好きです。このふたりでの友情もそうですか、トトの恋愛も好きでした
エレナの母親と気づかず電話で告白してしまうところも、告解室に入りエレナに2度目の告白をするところ、振られても愛してくれるまで待つといい毎日エレナも待つところも
結局アルフレードの嘘によりすれ違った2人の恋。駆け落ちする覚悟をもって会いにいったエレナ、アルフレードがトトの未来のためにした助言、こっそり書き記した住所と「あなただけを愛します、ほかの人は愛しません、誓います」という言葉。30年越しにしった真相、切ないけれどトトは好きなものに対して諦めるということを知らぬ男でした
妹から渡されたアルフレードの形見のフィルムを見てみるとかつて検閲でカットされたキスシーンでした。
ああ保管してくれてたんだねって思わず泣きました、総じてめちゃくちゃよかったです
3時間は少し長かったですけど
そーほー

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