この作品ほど人生は儚さと美しさを表現した映画はないと思う。
過去の儚さと美しさと、未来への希望を持たせてくれる映画。
輝いていた過去を思い出して胸が痛くなったり、何十年間埋まっていたタイムカプセルを掘り出したように当時の気持ちが鮮明に思い出せるのは必死に前だけ向いて走り続けて、当時いた場所から遠く遠く離れていったからだと思う。私もそんな人生を送りたい。
歳を重ねるごとに、目の前の現実的な日常ばかりが見えるようになって、ちょっとキラキラした未来を疑ってしまっていたな、そのせいで気持ちが疲れていたなと反省。こんなところで止まるわけにはいかない。この映画見て心が浄化された。
また10年後くらいに見たい。
10年後この映画を見てどのように感じるだろうか。タイムカプセルを開けたみたいに、今の気持ちを鮮明に思い出せるような人生になっているといいな。
1時間増えただけなのに全く違う映画のように感じた。個人的には2時間バージョンの方が考える余白があって好き。
それか、やはり1回目の衝撃に勝てないだけかも知れないけど。
こちらは愛がテーマになったような気がした。