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打撃王のmichiのレビュー・感想・評価

打撃王(1942年製作の映画)
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スポーツものかと思って敬遠していましたが、ルー・ゲーリックの優しいお人柄と家族愛の物語でした。
ゲーリックが亡くなった翌年の公開ということで、選手としての大活躍は周知の事実だったでしょうし、彼のキャラクターに寄せたエピソードが続いて、みんなに愛される選手だったんだろうなということがうかがえます。
実際には選手生活終盤は成績不振で悩み、その後の闘病生活も大変だったようですが、応援していた当時の人たちがスターとして記憶に残したかった時期だけぎゅっとまとめてこうなったのかな、と思うような優しいお話で、他愛のない夫婦の会話には何度か涙がほろほろ流れました。

ゲイリー・クーパーは学生を演じるにはさすがに少し老けて見えますが、あどけない表情が素敵です。
ネットで写真を見ましたが、ルー・ゲーリックとクープは雰囲気がそっくりですね。
意外にも本人役で出たベーブ・ルースの演技が味があって良かった!

思い返しても意味不明なのが、なぜみんな帽子を食べた…??
食用なの??結構むしゃむしゃ食べてましたが…あのシーン楽しそうで良いけど意味わからん。
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