虐待養父を銃殺したドリューバリモアが、刑務所から出て来たペンフレンドと逃げる話。
土地だけはだだっ広いが人も街も荒み切った感じのアメリカ中西部的な景色がなかなか良かった。ペキンパーっぽくて。ペンフレンドの保護司が変な宗教オヤジで妙に印象的なんだがなんなんだアレは？
母を探すため娼館（?）に押し入るも見つからず破れかぶれになったバリモアが、去り際にテーブルの上のコカインを吸い逃げしていくシーンが好き。
バリモアはすごくいいのだけど、せっかく顔の演技してんだから、アップ気味のショットも撮ってあげて欲しかった。ペンフレンド男役の俳優はあまりにも弱い。
男が不能なのは「俺たちに明日はない」と同じ
