ウディ・アレンの重罪と軽罪の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ウディ・アレンの重罪と軽罪』に投稿された感想・評価

「人生は不条理だらけ」ウディ・アレンが繰り返し描くこのテーマが最も色濃く表れた作品。好きか嫌いかでは語りにくい1本。
mat9215

mat9215の感想・評価

4.0

眼科医マーティン・ランドーのエピソードと、ドキュメンタリー映画監督ウディ・アレンのエピソードが別々に描かれ、同席したパーティ会場で束の間交錯して、また離れていく。この間合いがなかなかよろしい。ユダヤ…

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タイトルの通り、重罪と軽罪をテーマに2組の夫婦を描き出す。ウディ・アレンにしてはかなりシリアスな雰囲気で、いつもとはほんの少し毛色が違うなぁと思ったけど、それでもやっぱり会話の応酬で展開されていくス…

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自分が築き上げてきた、一見完璧に見える評判、人生を守るために、ふっと脳裏に浮かんだ悪い考え。誰にも起こりうることだけれど、それを本当に実行してしまったらどうなるか?名優マーティン・ランドーが演じるこ…

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NEZUMI

NEZUMIの感想・評価

3.2
鑑賞記録

マーティンランドーとウディ・アレンが
会う場面で
まとまった作品に仕上げてました
ハッピーエンドが見たくて映画をみたらハッピーエンドが見たければ映画館に行けと怒られた。まったく不条理な世の中だ。少なくとも僕はウディアレンの味方だよ。
Qbrick

Qbrickの感想・評価

3.5
撮影: スヴェン・ニクヴィスト

過去と現在が背中合わせに同時に存在してる感覚が泣けた。

マーティン・ランドーの愛人殺しの話とウディ・アレンの売れない映画監督の話、二本を一本にしているのが閃きというか剛腕というか。なんならアラン・アルダの成功している俗な表現者からも切り込めるし、志高くて…

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Masa

Masaの感想・評価

5.0
神はいつでも見ている
ウディアレンが神への不信感とこの世の不条理を笑いで優しく包んではいるもののかなり痛烈な作品
突き放された

家庭も仕事も満足だが不倫をしている眼科医。
記録映画の監督はわがままな俳優にふり回されながらも、心の支えは彼女のみだが。

この二つの箇所が交互に描かれるが、重罪と軽罪の邦題が示すように、それぞれの…

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