青二歳

映画 犬夜叉 紅蓮の蓬莱島(ほうらいじま)の青二歳のネタバレレビュー・内容・結末

2.6

このレビューはネタバレを含みます

劇場版四作目。連載が2008年に終わるのでまだ全然手前ですね。完結後の"アニメ完結編"は詰め込み過ぎながら神楽の死とか哀しいドラマパートがいいんですよね…劇場版も1本くらいメインストーリーがっつりの映画が欲しかった…
1〜3作目はそれぞれ桔梗、神楽、殺生丸とサブキャラの哀しさが伺えて印象深い。4作目は犬夜叉が桔梗と行動を共にしていた頃のエピソードが絡んだり、桔梗のひと型が出てきて例によって犬夜叉が翻弄されたり。でもどうも印象が残らない。どうせならガッツリ桔梗回にしてくれないと…
殺生丸さまも中途半端な登場。動機が父君のご遺志ってことかと思いきや、かつて背中をとられた事があったからという理由らしいので、そこ掘り下げて殺生丸さまのバトル回にしてくれても良かったのに…
一番萌えたのは邪見がかごめの自転車にトライするエンディングクレジット。
気づいたら劇場版は妖狼族一党が出てくる話はゼロだった。鋼牙のくじける事のない当て馬キャラが好きだったなー。スピンオフみたい。

【四作目の敵】蓬莱島に住む鬼。一応設定は用意されているが然程の因縁ではなくバトル要員でしかないよね…この設定はなんなんだろう。蓬莱島の石に刻まれた文字はどんな文明圏をモデルにしてるんだろうか。文字を浮き出すように刻むって日本も中国もあんまりないような。1作目は中国妖怪だし、2作目のかぐや姫も中華趣味の鎧だったけど…うーん。この4作目の鬼も複製された桔梗も中華趣味の恰好。
桔梗と殺生丸登場回だがアッサリ過ぎて謎だ…七宝ちゃんが結構活躍回。半妖の子供達に発破かけたりいい役所。奈落一行は出てこず。
主役は七宝ちゃんかな〜
青二歳

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