Kin

アンタッチャブルのKinのネタバレレビュー・内容・結末

アンタッチャブル(1987年製作の映画)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

我が愛しのデパルマの世間的な最高傑作。
好きなんだけど、映画としてバランス良すぎて、観ててなんだか気恥ずかしくなってしまう残念なデパルマファンです。
冒頭から最後までハラハラ・ワクワク、隅々の登場人物まで魅力的。アンタッチャブルの面々はとにかく綺麗でカッコ良い。公開当時アパレルで働いてたけど(ハウスマヌカン🤣)、アンタッチャブルに憧れて同じ様な格好してたよね…。
で、今回何年かぶりの何回目かの鑑賞。デパルマな部分も多数見受けられけど、とにかくエンターテインメントとして立派に成立してる映画です。映画の王道って感じ。カメラワーク等は言わずもがな、ビリー・ドラコの突き落としや、そもそもネスの行動原理が救えなかった子供への贖罪のあたり、他の映画と同様のテーマもデパルマです。
とにかくデパルマと思って観ても、デパルマを忘れて観ても最高に良い時間過ごせます。私的にはデパルマ映画のベスト上位ではありませんが…

で、デパルマ曰く『この映画で僕は、象が映ったくらいの大間違いをしてしまったよ。』のマッチのダウトも今回も確認して楽しいひと時でした。当時のショーン・コネリーの年齢を超えてしまった事に気づいてしまった事が何よりショック…とほほ。
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