歴史を知るという意味で、一度は見るべき。
戦争の描写が、凄惨で生々しく、そこがよかった。
クメールルージュの恐ろしさも感じられ、当時のカンボジアの緊張感がとても伝わった。
ディス・ブラン役の俳優の方がとにかくよかった。実際にカンボジアの内戦を経験されている方で、役者ではないそうなのだが、しっかりと芝居をされていて、そこから伝わるものがすごかった。彼を見る2時間と言っても過言ではないと思う。
ラストのイマジンは、今聞くと少し上滑りしてる気もするが、上映当時の時代感ならば、すんなりと受け入れられるのだろう。
名作と呼ばれるだけのことはあると思う。
