死ぬまでに観たい映画1001本 719番
過去の鑑賞記録
自分が影響を受けた映画の一つ。ジョンレノンのイマジンが流れる有名なラストシーンがジャケットにもなっている。
題名のキリングフィールドは虐殺の地。ポルポト政権の大虐殺の実話である。カンボジアの内戦、自分の知らない世界、現実に起こっていたこと…。日本でぬくぬくと何不自由なく暮らしてきた自分とあまりにも対照的なよその国の人々。こんな地獄があっていいものかと若い頃の自分はかなりショックを受けた。
映画は自分の知らないことを教えてくれるし、考える機会を与えてくれる。歴史を知ることは凄く大切なことだと思う。
このカンボジアの内戦を背景に、取材でカンボジアを訪れたニューヨークタイムスの記者シドニーと通訳のカンボジア人プランの友情を描く。2人が別れてからシドニーは名誉を得ることになり、プランは壮絶な地獄の日々を生き抜く。
イマジンのかかる有名なラストシーンは大好きなシーンだ。プランのセリフ、笑顔が忘れられない。号泣で画面が霞む傑作。