“私には生きているというものが無い。”
有名な都市伝説の映画化。ドイツの孤児。16歳頃に保護されるまで長期にわたり地下の牢獄(座敷牢)に閉じ込められていたとされ、その生い立ちからしばしば野生児に分…
「1828年の聖霊降臨節の日曜日 N市で身元不明のひどい身なりの青年が保護された。この男は後にカスパー・ハウザーと名付けられることとなった。
彼はろくに歩けず、たった一つの語句しか喋れなかった。言葉…
30年程前に観て衝撃を受け、実在人物カスパー・ハウザーに興味を持ちましたが、ネットで何でも詳しく調べられる昨今、カスパーについて散々調べた上で再見してみたら、史実にかなり忠実に描かれているなあと感心…
>>続きを読む社会化されてない存在の目を通して紡ぐ社会批評。特に神についての対話は実に鋭い。キリスト教信者の「『自然な状態』で神の存在を感じたことがあるか?」という質問自体が、自然状態での神の不在を前提としている…
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