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太陽の法 エル・カンターレへの道のmegusukeのレビュー・感想・評価

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月刊オカルト情報誌ムーが喜びそうな映画。
又は子安武人さん一人9役(同一人物)が観られる映画。

誰視点から語っているのかよく分からない
根本仏(≒エル・なんたら?)が三次元宇宙(この世?)
創造から現代まで約1千億年の歴史をつらつら見ていくアニメ。

最初は、地球人は最初金星人で物凄く文明が発達したけど
金星が人類の住める環境じゃ無くなって、金星の生き物(?)は
透明なカプセルでコールドスリープして、環境の整備された(?)
地球に来たよという感じ。
ついでにこの時、太陽系の神様エル・ミオーレが改名して
その後、度々地球に降臨して人々を導くけれど
マゼラン星雲(別宇宙高次元の宇宙人)からの助っ人
(かなり偉いらしい)が人間界に修行に降りたら闇落ちし
そのまま地獄の王(?)ルシファーとなり、それでは飽き足らず
地球を地獄に取り込むべく勢力を拡大しようと邪魔をする(?)。

SFファンタジーチックな箇所は、CG技術や画が綺麗で
分からないながらもそれなりに楽しめるが
殆どが人類が文明の最盛期を迎えてる景色や
闇落ちしそうな描写と、それを防ぐべくエル・カンターレが降臨し
一般人よりちょっと高い所から説教する場面が大半を占めるため
映画的に退屈する。
その上、降臨時の仏陀もヘルメスもラ・ムーも外見や姿は異なるが
体型と背丈と声がトレースした様に一緒でこんがらがる。
そして天国と地獄の戦いというと派手だが、ほぼ直接戦わないので
映画的山場なく、地味~に時系列に沿って進んでいく。

クライマックスは仏陀で
・私の分身(?)達が、過去からちょいちょい教えを説いてきた。
・今私の話を聞いているもの達は、過去の時代で私に感化された(天に近づいた?)者だ。
・次に降臨するのは、私の本体。集大成の教えを説く。
・その際にも私の説教を聞けたものは、輪廻転生の輪から脱し高次元の者となれる????
みたいな場面から、皆(宇宙人含む)が「その場にいられるよう私、頑張ります!」と決意表明。
そして現代、日本に降りてきたよ!っで終わり。

えーと、、、とりあえず、この作品をレビューする事が
自分にとってかなりの修行でした。
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