心に茨を持つベイベ

時代屋の女房の心に茨を持つベイベのレビュー・感想・評価

時代屋の女房(1983年製作の映画)
3.3
バイオレンスな渡瀬恒彦しか知らないので新鮮だった。
が、おっさんのキモい願望を映像にしたって感じでだいぶキツい。雪の断章よりはかなりマシだけど。

昔から俺は昭和に憧れてるとこあるんだけどそれはあくまでガワの部分であって、実際はジェンダー観とか色々と酷いってことを再認識させてくれる作品だった。

夏目雅子のオーラは凄い。ふっと居なくなりそうな儚さがめちゃくちゃ出てる。
80年頃の大井町や盛岡のロケーションもいい感じでその辺は楽しめた。