このレビューはネタバレを含みます
すごく好きな映画でした。黒沢組(哀川翔、役所広司、大杉漣、西島秀俊、洞口依子)勢揃いで
見ててすごく楽しかった....
画作りや手法がゴダールっぽさを
感じさせました。
特に、カット内で起きる出来事…
めちゃ若い西島秀俊がマジで中学生みたいなファッションではしゃぐのがよい。再会した中学の同期の家の屋上からみえる、街中のガスホルダー→父親が祈祷してる新興宗教のなぞの丸い物体→電球などやたら丸がでてく…
>>続きを読む・カメラ外にいたのねハグ
・そんなところに居たのね、引き
・電光掲示板
・構図、ズーム
・ダンボールに突っ込みすぎる
・そろそろ目覚めないと
・存在してた?(過去形)
完全なる虚構が気持ちいい。カ…
このレビューはネタバレを含みます
淡々と展開されるストーリーだが、観察的な視座の末、齎される顛末には妙なカタルシスを感じる。
生きることは何なのかという根源的な疑問を丁寧に描く。
明るさを抑えた黒沢清らしい映像は彼等を突き放すようで…
10年もの昏睡状態から目覚めた青年の話だけど、そんなに盛り上がりなく淡々とストーリーは進む。
目覚めた本人もかなり淡々としてるし。
今や名俳優達が出演していて若き頃の演技が見れるのも楽しい。
それに…