水蛇

おませなツインキーの水蛇のレビュー・感想・評価

おませなツインキー(1969年製作の映画)
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ツインキーと同年代の時にそのレトロかわいさに惚れ惚れすると同時に、この官能小説家(その設定なに?)きもちわるいな程度は思ってた。いま観返すとツインキーも昔の自分も危うくてハラハラする。好みじゃないから「ツインキーかわいいけど趣味悪いね」で済ませてたわたしの危機感のなさ。これがブロンソンじゃなくてジャック・ガンブランだったら、16のわたしは十中八九ついていってた。どんなに素敵に見えても未成年と付き合う大人は男女問わず漏れなくヤバい犯罪者だって事実を甘く見てた。なのに周りが思ってるよりも大人なつもりだったんだもん。恥ずかしいしこわすぎる。

中高生に言い寄るヤバい成人男性達をかわして健康的な恋愛を謳歌してこられたのは、陰になり日向になり守ってくれた周囲の大人たちのおかげだってことが身にしみます。ありがとう。

自分を基準にしていいのかわからないけどまだ世間知らずな10代の判断力は大体そのくらいだと思うから、いまは大人として少年少女を守るためなら何でもする日々だよ。
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