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おませなツインキーのotomのレビュー・感想・評価

おませなツインキー(1969年製作の映画)
4.5
オッサンの妄想と願望と挫折も16歳の少女のソレと大差ないって具合。リヴァプールサウンドっぽいのをバックに、チャリで行くパブリック・スクール制服のミニスカJK達のOPやらトリッキーなカット割りなんかの演出でこれだけでもかなり好き。『少々無理してる』チャールズ・ブロンソンのやれやれ演技で何やらせても上手くて流石な感じなんだけども、肝心のツインキーが微妙に可愛くなくてあんまり羨ましくないってのが残念なところ。どっかで見たと思いきや、『わらの犬』のスーパー馬鹿嫁役なスーザン・ジョージでハマり役って事なんだろう。洋服に始まり家具や車のプロダクトデザインに至るまでやっぱ'60年代は強い。『オーメン』風のロケーション出てきたと思ったら、後の監督作だった。
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