こうしてジャケで確認してれば『６０セカンズ』のオリジナルか～って分かりましたがＴＶでやってるのを何となく鑑賞してたもんだから、途中まで何か見た事あるかも的な錯覚に陥りましたよ。

なるほど。

もちろん当時としては迫力あって堪らないんだろうし、車好きにも嬉しい映画でしょう。。

どっちにも該当しない残念な男。。

売るための盗難車があんなになってしまってまぁ～なんて余計な心配しながら見てましたけど、何か最後ぎこちなさを感じちゃいましたけど、まぁ７０年代の映画ですし野暮な事言いっこなしに致しましょう。

前にも言いましたが車の免許もってませんし車に興味ありませんでしたが、デロリアンだけはマジで買おうか真剣に考えた事ありましたよ。。ええ、買わなくて良かったですよ。

嗚呼、ドライブ(助手席専用)行きたくなってきたぜー！
嗚呼、車、運転(するのを見守り)したくなってきぜー！

スタントマン出身のH・B・ハリッキーが、監督、製作、脚本、主演に加え自らスタントをこなしたカーアクション。
2000年のニコラス・ケイジ主演『60セカンズ（原題：Gone in Sixty Seconds）』のベースとなった作品であり、原題はリメイク作品と同様の『Gone in 60 Seconds』。
先日、『60セカンズ』を鑑賞し終わった後、久しぶりに本作品を観ておきたくなったため、再鑑賞。
ハリッキー演じる主人公の表の顔は保険会社の調査員、しかし裏の顔は車泥棒。
そんな主人公に依頼が飛び込み、車を盗んでいく姿を描く。
こう書くと、『60セカンズ』と同じような内容であるが、実は全くの別物と言って良く、シナリオはほぼあってないようなもの。
特に後半40分にわたり繰り広げられる主人公と警察のカーチェイスは、もはや伝説と言っても過言ではない。
40分間、ひたすらカーチェイスが続くのだが、CG夜明け前で全て実車による偽りなしの映像は迫力満点で、この時代だからこそ可能だったと言えるものであるとともに、カーチェイスに巻き込まれた人々が事故から助け出される姿等が描かれているのも、他作品では見ない演出であり、面白い。
また、中盤までは、当時としても希少な車が数多く登場するため、クルマ好きには見逃せない。
正直、カーチェイス以外の脚本や演技に見るべきところはないが、ハリッキーの、とにかくカーアクションを楽しんでもらおうという気概を感じさせてくれる、カーアクション映画史に残る一作。

この道を行けば、フリーウェイだ。

〜LOCK YOUR CAR OR IT MAY BE GONE IN 60 SECONDS〜

痛快豪快なド派手カーアクション映画！
監督兼主人公のH.B.トリッキーはスタントマン出身ということで、流石の腕前ですね。
自分の腕に絶対の自信を抱いているのがよーくわかります。
車を魅せることに対して余念がありません、実に情熱的です。

ピッカピカに輝く高級車をドンドン盗み、倉庫の中にズラリと並べるシーンは壮観です。
後半全体を使うマスタングと警察とのカーチェイスは凄まじい。
市街地でこんなことやられたら、周辺住民はたまったもんじゃありませんね笑
そんなデッドヒートのおしまいに持ってくるジャンプ。今は車が大ジャンプするのは普通になりましたが、今作は妙にリアリティーがありました。普通ジャンプしたらあんな感じだよね。あれこそスタントの山場ということなんでしょう。

終わり方は実にシンプル、正直笑いました。
でも、最高にピッタリな終わり方だったなぁと思いました。
カーアクションスタントマンの神業ドライブテクニック、堪能しました。