Sankawa7

稲村ジェーンのSankawa7のレビュー・感想・評価

稲村ジェーン(1990年製作の映画)
3.3
公開30周年記念コンプリートBOX購入🎁

バブル真っ盛り、芸能界も好景気でアゲアゲだった頃の悪ノリで、嫌がる桑田さんに監督をやらせてサントラ作らそう的な勢いで誕生した作品らしい

真夏の果実、希望の轍他今も残る名曲を生みだし映画もヒットはした反面、その内容は散々酷評され、アーティストには監督はムリだと烙印をおされてしまった作品でもある

ただ、ファンとしては時間が経てば経つほど壮大なMVとして楽しめる逸品になってる気がする。

演技は今一つながら見た目はよい加勢大周、センター女優ではなかったが当時のイケてた女性の雰囲気を強く持つ清水美砂、今も渋く活躍する金山一彦、的場浩司、伊武雅刀、草刈正雄など、色んな意味で絵の綺麗な映画であった。

ストーリーはビッグウエンズデー型の伝説のビッグウェーブもの。サーフィンシーン🌊🏄🌊は少ない。
ラストの悪名高い謎な宗教がかったアーティックな幻想的シーン、御本人曰く、最後にアーティストでないと撮れないものをやりたくてあえて振り切ったとのこと。映画としては流れが壊れてしまったが、まさに忘れられないほど酷評されたビッグウェーブ映画だった。

小泉今日子がカメオ出演してるのだが当時絶頂期、一瞬で息を飲む様なカリスマオーラは眼福だった。

レイ・チャールズ風の盲目の巫子だと云うアーティスト役で桑田さんも出演‼️

「暑かったけど短かったよね夏」🌞🌴🏄🎇🎆

ミゼット🛻に揺られる波子役、清水美沙の髪型、メイクとか90年代を象徴する感じ、舞台の設定年代はもっと前ベトナム戦争の頃だけど😅
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