Bobsan

エコエコアザラク WIZARD OF DARKNESSのBobsanのレビュー・感想・評価

5.0
日本映画で悪魔を扱ってこんなに成功するとは思いませんでした。
監督の佐藤嗣麻子はデビュー作が「ヴァージニア」(合掌ジュリアン・サンズ)という吸血鬼が題材のイギリス映画なだけに欧米センスが他とは一線を画してましたね。
生徒達が学校に閉じ込められるという設定ですが、ただ閉じ込められるられるというより、出たと思ったらまた学校の中に戻っているという描写に無理がなくて良かった。
菅野美穂がこの時から既に並の俳優ではなかった事が証明された作品でもあります。クライマックスのあの長い呪文を言うシーンをワンカットでやってのけたのにはビックリしました。
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