KnightsofOdessa

スタア誕生のKnightsofOdessaのレビュー・感想・評価

スタア誕生(1954年製作の映画)
3.0
[世界は君のものだ、エスター] 60点

我らがジェームズ・メイソン、酒飲みの大スターという役柄が似合いすぎている…けど、特に冒頭の行動原理がイマイチ理解できないので最早恐怖を感じるレベル。人物造形がずっと謎で、ジェームズ・メイソンの存在で補完している感あり。自分は変われなさそうだから死のうという感じ、マティアス・グラスナー『The Free Will』を思い出した。これはマジで地獄の映画。映画の中でオスカーもらってるのに現実ではワーナーが非協力的だったので二人共オスカーは貰えなかったとのこと。開始1時間後くらいにあるペーペー時代のハリウッド裏話が面白い。180分は長いけど、結局みんないい人なんでラストではなんだかんだで泣けてくる。
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