Jimmy

消えた拳銃のJimmyのレビュー・感想・評価

消えた拳銃(1966年製作の映画)
2.5
この映画、「タイトルが面白そう」だったのでDVDレンタルして観たのだが、昔のノワール映画『拳銃貸します』の方が面白かった。
本作、サスペンス的要素もあるのだが、あまりハラハラはしない。

ある夜、警察の二人が殺人犯がいないか見回っていた時、ヴァレンス警部(デイヴィッド・ジャンセン)が不審者を見つけた。相手が拳銃を向けたように見えたのでヴァレンス警部はその男を拳銃で撃った。男はプールに落ちて死亡、男の身元は信頼あつい医師だと分かる。更に、男が構えたはずの拳銃が現場で見つからなかった。
そのため、ヴァレンス警部は正当防衛でなく殺人罪を問われることになり、真相究明に奔走するドラマ。

本作は100分(1時間40分)あるのだが、事件発生から真相が分かるまでの終盤まで、なんだか無関係の枝葉エピソードが多過ぎる気がした。
真相を知っても「フーン」という感じ。
作り手としては、真相が分かるまでの間にいろいろな事が起こってテンポ良くドラマを勧めたかったのであろうが、観る側にしてみると「観終わってもスッキリ感があまり感じれない」のは何故だろうか…。
Jimmy

Jimmy