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007/黄金銃を持つ男のkazu1961のレビュー・感想・評価

007/黄金銃を持つ男(1974年製作の映画)
3.4
▪️JPTitle :「007/黄金銃を持つ男」
ORTitle:「The Man with the Golden Gun」
▪️First Release Year : 1974
▪️JP Release Date : 1974/12/14
▪️Production Country : イギリス
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-070 再鑑賞
🕰Running Time : 124分
▪️Director : ガイ・ハミルトン
▪️Writer : リチャード・メイボーム、トム・マンキーウィッツ
▪️MusicD : ジョン・バリー
▪️Cast : ロジャー・ムーア、クリストファー・リー、ブリット・エクランド、モード・アダムス、フランソワーズ・ティリー、バーナード・リー
▪️Review
「007」シリーズ第9作目、ロジャー・ムーアボンドの第2作目ですね。ロージャー・ムーアボンドのシリーズは基本的にはコミカル&アクション路線(『ユア・アイズ・オンリー』だけはシリアス路線ですが)ジョーク満載でとにかく美女に目がない、娯楽大作が多くシリーズの人気を不動のものにしました(個人的にはシリアス路線の方が好きですし、美女に暴力を振るったり、子供を川へ突き飛ばすボンドが、時代背景があるにしろ???と感じてしまいます)。
本作はタイ、シンガポールなど東南アジアのオリエンタルテイスト満載で、見どころは黄金銃を持つ男、敵役スカラマンガを演じる名優クリストファー・リーの存在感抜群の演技と、前作『死ぬのは奴らだ』で笑いと好評を経たペッパー保安官ことクリフトン・ジェームズが再出演してボンドの助手をコミカルに演じてくれるところでしょうか。
アクションシーンは回数を経るに従ってスケールとリアリティーが大きくなってきていて、360度回転カー・チェイスなどスタントシーンの良さが目立ちます。
そして本作を最後に、プロデューサーの一人であるハリー・サルツマンがシリーズから手を引きガイ・ハミルトン監督最後の007作品となりました。また時代は変わっていきますね。
主題歌「黄金銃を持つ男」を熱唱するのはイギリスの女性シンガー、ルル。この歌もヒットしました。

物語は。。。
イギリス謀報部に届いた007への挑戦状。それは黄金の銃を持つ、謎の殺し屋スカラマンガからでした。彼を追って香港に飛んだボンドは、彼が太陽エネルギーを利用した特殊装置で巨万の富を得ようとしていることを知るのですが。。。

☆ボンドガール:

メアリー・グッドナイト/ブリット・エクランド
ボンドに恋焦がれる女諜報員で、マカオで彼をサポートします。良かれと思って行動するも、それが裏目に出てしまうことも。演じたのはスウェーデン出身のブリット・エクランド。自伝で元夫ピーター・セラーズについて赤裸々に書くなど、ゴシップをにぎわせましたね。

モード・アダムス/アンドレア・アンダース
スカラマンガの愛人で、MI6に黄金の銃弾を送り付けた張本人。スカラマンガから逃れようとし、ボンドに取引を持ち掛けます。演じたのはスウェーデン出身のモード・アダムス。この作品の後も『オクトパシー』で再びボンド・ガールのメインを務めるなど007シリーズに二度登場しました。

☆悪役
スカラマンガ/クリストファー・リー
悪役としては抜群の存在感です。役に決まったのは、原作者イアン・フレミングの従兄弟だからなんですね。

▪️Overview (映画. comより)
タイのプーケット島を舞台に、黄金銃を持つ男スカラマンガとボンドの対決を描いた「007」第9作目。製作はアルバート・R・ブロッコリとハリー・サルツマン、監督はガイ・ハミルトン、原作はイアン・フレミング、脚本はトム・マンキーウィッツとリチャード・メイバウム、撮影はテッド・ムーア、音楽はジョン・バリーが各々担当。出演はロジャー・ムーア、クリストファー・リー、ブリット・エクランド、モード・アダムス、フランソワーズ・ティリー、バーナード・リーなど。
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