せーや

007/黄金銃を持つ男のせーやのレビュー・感想・評価

007/黄金銃を持つ男(1974年製作の映画)
3.7
グッドナイトが不憫でならない...

007を全部観ちゃおうのコーナー!
第9作目は「黄金銃を持つ男」!

MI6に007のナンバーが刻まれた黄金の銃弾が届く。
ボンドは自らが狙われていることを知り
黄金の銃を持つただ一人の男スカラマンガの捜索にあたる。

前作よりいいんじゃないか?な本作。
ロジャーボンドはまだ2作目なのに
なんだかずっと見ているような安心感。

ダンディーなクリストファー・リーさんが出てたり
ボンドガール・グッドナイトがかなり好みだったり
ストーリーもシリアスとコメディを丁度良い具合に割ってる感じ。

今回の敵は、黄金銃を持つ謎の男「スカラマンガ」。
その男にはなんと、第三の乳首があるのだ。
全然、得した感じがしないなぁ。
そもそも男に乳首は必要あるのだろうか...←

このスカラマンガという男、嫌いじゃない。
むしろ好きな悪役。
まあ、殺し屋であるから悪者っちゃ悪者なんだけど
すごく紳士的だし、悪い奴じゃない気がするのよね。
ボンドと良いコンビになれた気がしたんだけど。

今回の見どころはカーチェイスとラストでしょうか。
カーチェイスは、結構面白いです。
「フゥワァーーーーーーーーーウゥ!」って言いたくなります。
あいつ、なんか憎めない奴になってきたなぁ(笑)。

ラストは見てのお楽しみ。
オシャレや。
ていうかこのための名前だったのか...?

そしてボンドガール、グッドナイト。
今回は私好みの女性を選んでいただきました←

しかしグッドナイト、不憫です。
ボンドと何かあるのかと思いきや...なんですよね。
まるでコントのような二人の関係性。

それよりボンドよ。
「君の順番は必ず来る」って。
英孝ちゃんも顔負けよ。
せーや

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