やっち

キッドのやっちのネタバレレビュー・内容・結末

キッド(1921年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

「キッド」1921,アメリカ
監督:チャールズ・チャップリン
喜劇と悲劇の融合

・子役の演技が素晴らしい
チャップリンとの掛け合いはほっこりするし、ずっと観ていられる
・母親とのすれ違いのシーンは胸にくる、報われない思いというのは切ない、ただ生きているとそういうことばかりだから揺さぶられるよね
・夢のシーンは意外だった
楽園に悪魔が入り込み、人間の罪を囁くとそうなってしまう演出、アダムとイブを想起させられた
導入で「母であることが罪だった」というテロップがあったが、本作では「罪」というのも一つのテーマだったのかな、それでも罪に対して対処的に乗り越えていける人間の美しさをオチに持ってきていて、チャップリンありがとうってなる
・「早送り」の動きが喜劇味を増してるよなって思った
やっち

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