喜連川風連

WILD LIFEの喜連川風連のレビュー・感想・評価

WILD LIFE(1997年製作の映画)
2.5
関西弁のヤクザ・國村隼、さすが。
画面の切れ味が違う。

菓子袋持ちながら、凄みを見せる。
本当に怖い人間はすぐ怒らない。

底知れない。それはまさにタイトルのjump into the dark.

事情聴取の回転ショット好き。デパルマショットの派生系。
あとたぶん、淵に立つと同じロケ地?

音楽のぶつ切りと90年代プレステゲームサウンドのような安っぽい音作りが気になった。

明らかに監視カメラには見えない手持ちカメラ。
せっかくのステディカムも全く気持ちよくない。人の手を常に感じるようなカメラワークで見ていてすごいストレス。

殴るシーンをしっかり向き合って撮って欲しかった。空き缶のショットもチープ。

アクションから逃げて、音が安く、役者が木村拓哉の焼き直し。

90年代邦画のあまり好きではない部分。
日本映画の断絶。
喜連川風連

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