ローズまりぃ

ザ・ウォード/監禁病棟のローズまりぃのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ウォード/監禁病棟(2010年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

640
2023 21
アリスの容姿もあって来ると分かっててもびっくりしたけど最後のやつは来るとも思ってなかったからびっくりしすぎて今心臓がとてつもなく痛い。
精神的なものなのにめちゃめちゃ物理的。全然予想できなかった展開すぎて個人的には好き。


放火の罪で捕まったクリステンはほとんどの記憶を失っていたことからノースベンド精神科病院の監禁病棟(ウォード)に入院することに。同じウォードにはスケッチが好きなしっかり者のアイリス、奇妙な言動ばかりのエミリー、人形を手放せない幼いゾーイ、勝気なサラ、そして夜中にクリステンの病室の周りに出没する謎の少女がいた。シャワールームで不気味な少女に襲われたクリステン。主治医のストリンガー医師から電気ショック療法を受けさせられてぐったり。
ある日退院が決まりそうだと診察に行ったアイリスが忽然と行方をくらませる。退院したようにも思えたが大切にしていたスケッチブックが残されていた。それを見たクリステンはシャワールームで襲ってきた醜い少女アリス・ハドソンのスケッチを見つけストリンガーやエミリーたちを問い詰める。アリスはずいぶん前に退院した少女だと聞かされるが納得できないクリステン。アリスの幽霊が自分たちを狙っていると考えクリステンは友人たちを連れて病院からの脱走を試みる。
アリスに遭遇したクリステンは意識を失い看護師ロイに連れ戻される。そしてアイリスが戻らないことを悟った。もうすぐ退院だと宣言したサラもアリスに攫われ命を落としてしまう。ゾーイが大切にしている人形がアリスの物だとわかりゾーイとエミリーを問い詰めるクリステン。退院したとされるタミー、そしてサラ、エミリー、アイリス、ゾーイは暴力的なアリスを殺してしまったのだ。自殺願望のあったエミリーはナイフを手にしたところをアリスに操られ命を落とす。脱走を試みたクリステンとゾーイだったがゾーイも途中でアリスに攫われてしまう。追い詰められたクリステンは怪物のようなアリスを殺してしまう。そしてストリンガー医師から真実を聞かされる。
クリステンの本名はアリス・リー・ハドソンで2ヶ月もの間誘拐監禁されて精神が破綻したと告げられる。放火した家が誘拐された農家の家で当時は11歳。彼女はトラウマによって多重人格になったがそれぞれの個性が強すぎて本来の人格アリスを殺してしまったのだ。アリスとクリステンは窓から落ちたが奇跡的に助かりアリスに戻った。しかし偶然生まれた人格のクリステンはアリスに執着し続けていた。
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